今後どのような方法で支援をするか。
梶原宮司・禰宜さんとも意見を交わしましたが、この地域が牡蠣・帆立・わかめの養殖などが主たる産業でもあり、甚大な被害を被ってもいることから、今後報徳流の支援としてこの地域の復興の柱である漁業関係者への支援を検討することとなりました。
18日・19日にわたり、地元の畠山政則さんをご紹介いただき、養殖業の現状・震災の被害や今後の復旧にあたってのお話しなどをおうかがいしました。
写真中央が畠山さん・右が息子さん

4月10日に送った「がんばろう日本」の、のぼり旗。
これは最初に救援物資を送った際に、小田原でのイベント用で作成したのぼりにスタッフがみんなで応援の寄せ書きして一緒にお送りしたことがきっかけ。
救援物資を梶原宮司さんと禰宜さんが、こののぼり旗を持って避難所に配布にいってくれた際に、多くの方からこののぼりが欲しい！との声をたくさんいただいたそうです。

震災から１ヶ月あまりが過ぎた気仙沼 唐桑地区では、前回の3月30日の時に比べて少しづつ復興が進んでいるように感じられました。
私たちの到着前４月12日あたりから、ようやく早馬神社前の一帯にも自衛隊が入り、捜索および電柱設置のためにガレキの撤去などをしてくれています。

本日、神奈川県小田原市の報徳二宮神社では約160名が参列しての、春季例大祭が斎行されました。祭t典に先立ち、全員で震災でお亡くなりになられた方へ黙とうを捧げてから、祭典が始まりました。また、直会会場では今回の気仙沼唐桑支援プロジェクトが正式に発表され、宮司より崇敬者の方々へこれまでの経緯や今後の方針などが説明され、支援がよびかけられました。

今日は、洋菓子のきゃとるふぃーゆ（小田原市城山）戸丸さんが、気仙沼唐桑の避難所を３ヶ所訪問してくださいました。
仕事の合間をぬっての強行スケジュールにつき、持参できたシュークリーム約270個でしたが、
久しぶりの甘いスイーツだけに、避難所の皆さまにも大変喜んでいただくことができたようです。
また、４月のお誕生日の方へもサプライズでバースデーケーキを作っていただき、喜んでいただけました。

このほか小田原の洋菓子屋さんから善意で集まった焼菓子や、小田原市のしろやま商店街からの支援物資も集まり無事手渡すことができました。
ご協力いただきました皆さまありがとうございました。